生産者ご紹介
無農薬・有機肥料で美味しい野菜をめざす生産者森田英治ってどんな人?
農業を始める前は・・・?
名前 | 森田 英治 |
血液型 | A型・おとめ座 |
趣味 | 食べること(美味しい物)、飲むこと(美味しい日本酒)、美味しい野菜作りと料理 昔はスポーツ色々、バーボン・シングルモルトなど |
資格 | 前職のとき、防火管理者・食品衛生責任者・衛生管理者・個人情報取扱責任者の資格を取得しました。 |
経歴
神奈川大学(工学部電気工学科)卒業
重電機メーカーの販売店に約3年勤務
地方スーパーマーケットに約15年勤務
農家への転職の理由としては、家の農業(兼業)とスーパーの仕事が時間的に折り合いがつきにくく、また10~20年後には中国の脅威で食料が不足するのではないかと考え40歳を迎えた後、農業を選択しました。
栽培開始当初から無農薬で始めました。農業を始めてから20年以上過ぎました。家は昔からの農家(兼業)です。
朝採り無農薬へのこだわり
もりた農園の野菜の栽培方法を紹介します
当園の野菜は栽培期間中、化学農薬・化学肥料を使わず栽培してます。
栽培方法と農薬を使わないための工夫は、次の通りです。
虫対策
ハウスに防虫ネットを張る、被害株(葉)の早期排除、フライトラップを使用(粘着シートでの捕獲)、移植栽培時での幼虫での排除
病気対策
抵抗性品種での栽培(種は、購入していて種子消毒がされています)、輪作での作付け
肥料
発酵鶏糞と自家製肥料(米糠、油粕、カニガラ、などを発酵)のみで栽培してます
潅水
水は飲料使用できる地下水(検査済)を使ってます。雨よけハウスですので、雨水もかかりません。
農薬を使わない理由
農薬は決められた基準以内の使用であれば、その作物は安全であろうと思います。
農薬が危険なのは、使用する農家です。
過去には多くの死者が出ていますし、低毒になった今の農薬でも「気分が悪くなった」り「めまいがした」などという事も聞きます。
農薬を使わない最大の理由は、「自分の身の安全を考えて毒性のある農薬は使いたくない」です。だから栽培期間中、毒性がある農薬は一切使用していません。(天敵の使用とメーカーで処理される種の消毒は除きます)
もう一つの理由は、「美味しさに農薬が関係する」と考えているからです。無農薬の野菜が、美味しいと限りませんが、「うちの野菜は美味しい」と言ってもらえる理由の1つであると考えます。農薬にも色々な内容があります。
蜂やハエなどの天敵は、毒性がなくても農薬ですし、成長ホルモン剤も農薬になります。
また、有機栽培で使用が認められている天然系の農薬にも毒性のあるものもあります。
自分の栽培期間中、天然系の農薬も含め、毒性のある農薬は使用していません。
作物ごとの栽培方法
ほうれん草・小松菜・ルッコラ・水菜
独自に考案したリングポットを使い移植栽培しています。移植栽培する事で草負けせず日光をしっかり受けます。ポットの高さで泥はねがつかず、病気・汚れ予防になります。
トマト
平成22年から接木苗(消毒された)を使用しています。輪作することで、病気対策をしています。
きゅうり
自根で栽培しています。輪作することで、病気対策をしています。
おくら
ハウスで栽培していますので、皮がやわらかいです。大きくても筋のあるのは、あまりありません。
枝豆
農薬を使用していませんので、安心して鞘ごと口の中にいれられます。ほとんど、虫いりはありません。
ほうれん草・小松菜・ルッコラ 無農薬で栽培するための工夫
虫対策
雨よけビニールハウス(防虫ネット)
虫よけには、まず虫の入らないようにすることがもっとも大切とと考えています。
サイド・天窓にもネットを張っています。
虫対策
フライトラップの使用
虫の好きな光で虫を集めて、粘着シートで捕まえます。
病気対策
残根の回収
収獲したときのポットに残っている根を回収することで病気の元を取り除きます。
病気対策
輪作(作物の作る場所を変える)
トマトやおくらなどは、同じ場所で続けて作ると病気が出やすくなります。そこで、ハウスを1/3づつに分けて、同じ場所では3年に一度しか作らないようにしています。